2015年4月27日月曜日

書道(習字)教室の月謝を比較してみました~書道師範への道

書道師範という仕事




「書道」と「習字」の違いは、一点です。「表現力」です。書く文字をどう表現するのかの違いです。

表現することを心がけて取り組めば、書道師範への道はより近いものになります。

そして、書道師範という仕事を得る近道にもなります。

このブログでは、書道師範の資格を最短でラクに取得するための方法と様々なノウハウをご紹介していきます。



一言に「資格」と言ってもたくさんあるのですが、その中でも「書道師範の資格」が一番手軽で、比較的にスムーズに取れるものです。

しかもイメージしているほど、そこまでのお金はかかりません。また、お金をかけずに取得する方法をここに書いていきますので、ぜひ参考にしてください。

さらに書道師範の資格は、「一生使える」ものなので、一度取得してしまえば、あとは「どう稼いでいくか?」という問題だけです。

「字」が上手い下手の話ではなく、事業展開スピードが早く、「すぐにやってみる」という人がうまくいきます。

ようは書道師範とは、教える段階になっても最もラクな仕事なのです。
じっさい今まで1000人を超える生徒さんを教えて来た私が言うので間違いありません。はっきり申し上げて他の仕事に比べてラクなのです!




書道と習字の違いとは

お手本通りに字を習うのが習字で、書の道を極めようと芸術的に書くのが書道です。

習字は現代の楷書を元にした書体なので、文字は辞書の通りの書き順で書きます。書き上げた文字の形も辞書と同じようになります。

書道と習字を比べた場合、とくに「はらい」「とめ」などの部分についてが大きく違うところです。




書道の基本は古典なので、その時代の名書家の思想や感情を表現しています。

古典とは中国が起源で、その頃の名書家の作品を指しています。

その作品の意味や旧字体を習い、同じように真似て書くことで、筆の使い方やリズムが分かるようになり、どんな作品でも創作できるようになります。


ちょっと難しい話になりましたが、習字と書道が違うということだけを知るだけで十分です。そして何を学びたいかをはっきりさせましょう。

例えば、

「字が上手くなりたい」
「色々な書体が書けるようになりたい」
「結婚前に何か資格を取っておきたい」
「将来は師範となり仕事としてラクに高収入を得たい」

などです。

とくにいちばん最後のラクして収入を得たいと思うならば、絶対に「書道」を学ぶべきです。

では、どれくらいの収入をえれるのか・・・それぞれの教室の月謝がどのくらいなのか比べてみましょう。


書道(習字)教室の月謝の相場

①習字教室の月謝は3000円~8000円程度が相場です。

教室は自宅を兼用している場合が多く、玄関に書道教室の看板が出ている程度です。



多くの場合、子供を中心に教えているので、子供が通う夕方の時間帯なら見学できたりする教室もあります。

そこで体験入学を申し込んでみてはいかがでしょう。

百聞は一見に如かずです。噂話しや人づての情報だけではなかなか分からないことも多いですし、先生の教え方もそれぞれあるものです。


習字教室は、先生が示すお手本に習って同じように書けるまで何度も練習するのが一般的です。

さらに教室の良い点は、直接先生と話しをしながら学べるので分かりやすく、教える側からも添削が早いことです。

習字は楷書が基本ですので、書き順・とめ・はらいも学校の辞書の通りに習います。つまり学校での漢字の授業の助けになります。

レベルアップを狙って、級や段の昇段試験も受けられますが、その基準は各教室によって違いますので、他の教室のレベルと比べることはできません。

「習字○段」と聞くことがありますが、教室によって基準が違うものなのでその点は理解されていたほうがいいです。

逆に言うと、昇段試験を自分でアレンジできるということにもなります。


②『書道』は個人の教室で8000円前後、学校形式の教室なら10000~20000円程度です。


授業内容は古典の基礎を中心に様々な書体を学ぶことです。習字と違う点は、現代の常用漢字が元になってはいないということです。

書道は旧字体が元になっています。ただし旧字体が常用漢字になったものはたくさんあります。

旧字体とは、現代の文字のおおもとになった書体のことで、それぞれに様々な意味があり、現代文字に変化しています。

例えば、部首で『隹』ふるとりと言う字がありますが、これは鳥と同じ意味になります。

書き順は現代の常用漢字通りに書くのが習字ですが、書道においてはその書き順は間違えとなってしまいます。

下の画像を見てください。



このように常用漢字と旧字体の書き順は違うようになります。二角目は鳥の尻尾の意味があり、これが短いと間違えた文字になってしまいます。

いちばん下の文字の「難」という字が変化していくのがわかると思いますが、変化していくのも創作の楽しみの一つです。基本を知っていれば様々な文字が楽しめるとういうことになります。



現代文字の旧字体がどれなのか、どうしてこの字に変化したのかを習うのかが書道です。つまり、漢字の成り立ちの意味を知った上でなければ書道はできないということになります。

少々難しく感じたかも知れませんが、一度覚えてしまえばどんな作品でも書けますし、作品を観る力が付くので、間違った文字を書いていれば大した書家ではないと判断できるようになります。

これも習字とは違う、「書道」の楽しみのと深みのひとつです。こういうことを教えていくのが書道です。


このような授業を行う教室は、学校形式の教室に多く見られます。

学校形式とは大規模な団体という意味で、先生も10人以上生徒数も何百人という教室のことです。

カリキュラムが決まっていることが多く、古典を深く掘り下げた授業を行っていますので月謝も高めになりますが、

基本から学べることが良い点です。こういう教育の視点は、将来ターゲットとする顧客によっては非常にもとめられている授業の要素となります。

とくに高齢者で書道を学びたいという人が多いのは、本格的な書道をやりたいという点にあるのではないでしょうか。

③通信講座なら4000円前後です。通信の場合は習字や古典、その他にも色々な講座があります。

例えば、「かな文字教室」という講座がありますが、通信講座なら種類も多いのでそれぞれ比べてみることができます。

手紙をさらさらと書く文字は草書や行書の文字なのですが、毎年の年賀状や祝儀袋の表書きなど、一度習ってしまえばとても役に立ちます。

その他には賞状の代筆など、こういう教室は通信講座ならではです。




通信講座のメリットとデメリット

通信講座のデメリットは、継続して1人で練習しなければならないことでしょうか。

仕事が忙しく通学はできない、子育て中で留守にできないなどの理由で通信を選ぶ人が多いようなので、1人でも継続した強い意志ががなくてはいけません。

反対に通信講座のメリットは、空いてる時間を有効利用して本格的な書道、つまり色々な書体を学ぶことができるということです。

通学の時間も掛からないですし、夜遅くしか時間が取れない方や早朝に集中する人、それぞれの時間で勉強できます。

習字もそうですが、書道は続けてさえいれば必ず上達し、1年2年があっと言う間に過ぎ、師範のレベルを目指すこともできます。

何でもそうですが、まずは調べて始めてみること、行動することが大事です。

通信講座を調べてみたいときは、「ケイコとマナブ通信講座.net」が便利です。もちろん資料請求は無料です。




まとめ

字がきれいになりたい、色々な書体を書けるようになりたいと始めた書道が、いつの間にか師範取得しているということはよくあります。

じつを言うと私がそうです。

自分がやりたいと興味をもったものは続けられるものですし、趣味を仕事にできたら一生楽しいと思います。

そんなことが可能なのは書道です。

そして学んだ分だけ上達が早いのも書道だと思います。

とにかく書くことで上手くなる、筆の使い方がわかる、コツがわかる、墨の入れ方がわかる、紙の善し悪しもわかるようになります。

不思議なもので、今日は湿度が高いので墨の濃度を濃くしよう・・・なんて考えられるようにもなります。

墨が紙に吸い込む感覚なんですが、いつもよりにじみが多かったり、かすれが多く出たりするので、自分の感覚で調整できるようになったりもします。


こういう事は、やってみた人にしかわからない感覚です。なんでもやってみてはじめてわかるものです。他の人の作品も自分なりに評価できるようにもなります。

毎日色々な気付きがあり、日に日に上達しているのも感じます。それが書道のおもしろさです。



まず決めなければならない事は、「習字」なのか「書道」なのか、その次に「通学」なのか「通信講座」なのかです。

興味ある教室の資料も取り寄せて、月謝の違いは? 勉強量の違いはなにか? など、じっくり見比べてください。

もし、「通学」を選ぶなら面倒くさがらずに、必ず何カ所かに体験入学に行ってみましょう。

なかなか外に出るのは・・・という方はまず、「通信講座」でどんなものがあるかを調べてみましょう。

「仕事と資格.net」「ケイコとマナブ通信講座.net」では、無料で資料を取り寄せることができます。いろんな教室の情報を入手することができます。

入手方法は簡単ですので、まずは資料請求をしてみましょう。

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